「図書館界を動かした人、揺るがせた人」に聞く-図書館の将来を保証する戦略は?(米国)

米国のLibrary Journal誌が毎年選定している「図書館界を動かした人、揺るがせた人」(Movers & Shakers)の過去の受賞者に対し、図書館が古くならず、将来も重要な存在であり続けるために、どのような戦略を取るべきかを尋ねたインタビューを、Library Journal誌が掲載しています。同誌は回答を、必要とされているもので整理していますが、以下のものが挙がっています。

・才能のある人
・(知的自由を守る、といった)気骨
・(図書館のことをもっと知ってもらうための)マーケティング
・柔軟性
・(環境の変化を受け入れる)率直さ
・サービス
・コミュニティとの関連
・専門性
・社会関係資本(social capital)
・オープンであること
・利用者中心であること
・(地方史、特別コレクションなど)地域にとって価値のある資料
・図書館の外への積極的関与
・デザイン・シンキング
・コミュニティのハブとなること

Future-Proof Your Library – 8/15/2008 – Library Journal
http://www.libraryjournal.com/article/CA6585850.html

参考:
Library Journal、図書館界を動かした人、揺るがせた人“Movers and Shakers”2007を発表
http://current.ndl.go.jp/node/7453