IFLAと米国の図書館5団体、WIPOの委員会に図書館界の懸念を表明

国際図書館連盟(IFLA)と、米国図書館協会(ALA)・米国法律図書館協会(AALL)・北米研究図書館協会(ARL)・医学図書館協会(MLA)・専門図書館協会(SLA)の5団体からなる“Library Copyright Alliance”が、2008年7月7~11日にジュネーブで開催された世界知的所有権機関(WIPO)開発と知的所有権委員会の第2セッションにおいて、知的所有権に関する図書館界の懸念を表明する文書を提出するというアドヴォカシー活動を行っています。図書館が著作権教育、コンテンツの購入、コンテンツへのアクセス権等の交渉、利用者への提供といったさまざまな場面で知的所有権と深くかかわる活動を行っていることを挙げた上で、知的所有権の保護とアクセス性、とりわけ開発途上国におけるアクセスの保障について懸念している、と訴えています。

International Copyright Advocates Urge WIPO to Consider Library Concerns – District Dispatch
http://www.wo.ala.org/districtdispatch/?p=586