オーストラリアの3大学における研究データの管理に関する調査

「持続可能なリポジトリのためのオーストラリアのパートナーシップ(APSR)」が2007年、クイーンズランド大学、メルボルン大学、クイーンズランド工科大学の3大学の教員・大学院生等を対象に実施した、研究データの管理に関する調査の結果を公表しています。

・回答者の90.1%が研究の過程で何らかのデジタルデータを生成していると回答した。
・一方で、回答者の82.3%が、公式な研究データ管理計画を有していないと回答している。
・「データの管理責任は誰にあるか?」という質問に対して、「自分自身」と回答した回答者が77.8%いた。
・研究データを誰にでもオープンにしていると回答した回答者は8.6%であった。

といった結果が出ています。

Investigating Data Management Practices in Australian Universities
http://www.apsr.edu.au/orca/investigating_data_management.pdf

30 juillet 2008付けProsperの記事
http://prosper.inist.fr/article.php3?id_article=555