OCLC、マイノリティ出身の図書館員向け特別研修員プログラムを開始

OCLCが、マイノリティ出身の図書館員を対象とした特別研修員プログラムを開始することを発表しています。このプログラムの参加者は、1年間に渡り、有給で、OCLCのいくつかの部門での業務を体験します。OCLCは、このプログラムを通じ、図書館員のダイバーシティに関する課題、マイノリティの包摂といった問題に貢献できるとしています。なお、出願資格は今のところ、北米研究図書館協会(ARL)の“Scholars Program”の在籍者か卒業生に限られるということです。

OCLC Minority Librarian Fellowship program will provide opportunities for under-represented groups(OCLCのニュースリリース)
http://www.oclc.org/news/releases/200823.htm

参考:
E599(No.99)米国図書館員はダイバーシティに欠けている?
http://current.ndl.go.jp/e599