トライアスロンでファンドレイジング(米国)

米国図書館協会(ALA)は、米国在住のマイノリティに対し、図書館情報学修士号(MLS/MLIS)取得等を支援するための奨学金制度“Spectrum Scholarship Program”を設けていますが、この資金を獲得するためのファンドレイジング活動および広報活動のひとつとして、ニューヨーク公共図書館の女性司書がニュージャージーで開催されるトライアスロン大会に出場すると、ALAが発表しています。「奨学金プログラムに小切手等を送ることで、彼女といっしょに貢献・参加してください」と発表文は締めくくられています。

Public Librarian will bike, swim and run for Spectrum Scholarship Program
http://www.ala.org/ala/pressreleases2008/may2008/spectrumrun.cfm

なおSpectrumのウェブページを見ると、昨年も同様に、サンディエゴ郡図書館の館長がシカゴマラソンに出場してファンドレイジング活動を行ったようです。

Spectrum – New Voices, New Vision!
http://ala.org/spectrum/

参考:
マイノリティの図書館職員を増やすことの重要性(米国)
http://current.ndl.go.jp/node/5196