社会・経済状況が情報検索/評価スキルにも影響(米国)

これまで、社会・経済状況によってインターネットへのアクセスに差が出るという「デジタル・デバイド」という現象が問題だとされてきましたが、社会・経済状況によって、情報検索/評価のスキルにも差が出るという調査結果が、タフト大学の研究グループによって出されたとSceinceDaily誌が報じています。どのような機関が作成しているウェブサイトを信頼できるものと見なすか、どのような検索エンジンを使うか、複数のウェブサイトを比較するか、どのように検索を行っていくか(キーワードを変えるなど)といったところで、社会・経済状況による差が見られるとのことです。研究グループは、「デジタル・スキル・デバイド」と呼ばれるこのようなスキルの差を、トレーニングによって改善していく必要がある、としています。

‘Digital Skills Divide’ Emerging – ScienceDaily
http://www.sciencedaily.com/releases/2008/03/080324201319.htm

March 25th, 2008付けLISNewsの記事
http://www.lisnews.org/node/29591