ebrary社、研究者900人の情報行動を分析した調査報告書を発表

ebrary社が、世界各国の研究者約900人に対して行った、研究情報活動に関するアンケート調査”2007 Global Faculty E-book Survey”の結果を発表しています。

この調査は200人以上の図書館員とともに作られたもので、調査結果から次のような分析をしています。

・冊子体の方を好む研究者は18%に対して、電子リソースを好む研究者は50%。
・適切な電子リソースだと思うのは、電子ジャーナルが88%、電子ブックが65%。
・85%が情報リテラシーが非常に大事だと思っている。
・29%が図書館の提供する冊子体のリソースよりもGoogleなど検索エンジンの方が使えると考えている、11%が図書館の提供する電子リソースよりも検索エンジンの方が使えると考えている。

The First Global Faculty E-book Survey Results Now Available
from ebrary
http://www.ebrary.com/corp/newspdf/ebrary_faculty_survey.pdf

2007 Global Faculty E-book Survey Sponsored by ebrary
http://www.ebrary.com/corp/collateral/en/Survey/ebrary_faculty_survey_2007.pdf

Faculty Members Prefer Digitized Texts
http://chronicle.com/wiredcampus/index.php?id=2531

高等教育機関向け調査結果を公開=米イーブラリー〔BW〕 – 時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2007110700757

参考:
ebrary社、電子ブックに関する図書館員へのアンケート調査結果を発表
http://www.dap.ndl.go.jp/ca/modules/car/index.php?p=3848