英国ハンプシャー州図書館、リストラに加え“librarian”の廃止を計画

英国ハンプシャー州議会が、州立図書館の60の司書ポストの40%を廃止、30%を格下げするとともに、すべての役職から“librarian”の語を外すという提案を行ったと、Gazett紙が報じています。

リストラ案によると、職位は“manager”“library officer”“service development officer”となるとのことです。これからのベテラン職員に求められるのは専門的な学位・知識・資格ではなく、顧客サービスのスキルであるとされ、市民とともに働いた経験は不可欠、本に関する知識があり、さらに「ディスプレイ・飾り付けのスキル」があれば望ましい、とされています。

この案に対し、職員組合は反発していますが、退職する意思を固めたベテラン職員も多いようです。

County bid to shelve term librarian – Basingstoke Gazette
http://www.thisisbasingstoke.co.uk/mostpopular.var.1343131.mostviewed.
county_bid_to_shelve_term_librarian.php

4/26/2007付けLibrary Journalの記事
http://www.libraryjournal.com/article/CA6436569.html