英国公文書館、1911年の国勢調査のデジタル化に着手

英国公文書館(NA)が、1911年の国勢調査(Census of England and Wales, 1911)のデジタル化プロジェクトについて、Scotland Onlineと提携して進めることを発表しています。

この国勢調査は、書架2キロメートル分を占めているほどの大部のコレクションであり、イングランド及びウェールズに当時在住していた3,500万人に関係する情報を含んでいます。デジタル化されると、1,800万画像ファイル、データ量0.5ペタバイトになると算出されており、これは現在デジタルが進められている1901年の国勢調査のデータ量の14倍にあたるということです。

2009年から段階的に公開しはじめ、100年が経過する2012年にすべての情報にアクセスすることができるようになる予定です。

http://www.nationalarchives.gov.uk/news/stories/156.htm