ヒスパニックのインターネット利用に関する調査(米国)

米国におけるインターネットの社会的影響について調査を行っているPew Internet & American Life Projectが3月14日、米国の人口の14%を占めているヒスパニックのインターネット利用に関する調査結果を発表しました。

この調査によると、以下のようなことがわかったそうです。

・ヒスパニックのインターネット利用率は56%(なお、白人は71%、黒人は60%)
・英語を主に話す人の78%、バイリンガルの76%がインターネットを利用するのに対し、スペイン語を主に話す人は36%しか利用していない。
・高校を卒業していない人の利用率は白人32%、ヒスパニック31%、黒人25%とそれほど大きな違いはなかった。ただし、全体に占める高校を卒業していない人の比率は、白人10%、ヒスパニック41%、黒人20%である。
・また、大学教育を受けた人の利用率は人種に関わりなく90%であった。

Latinos Online – Pew Internet
http://www.pewinternet.org/PPF/r/204/report_display.asp