知的で、ビジュアルに優れた検索システム”AquaBrowser Library”の導入館、増加続く

オランダMedialab社が開発している”AquaBrowser Library”を導入する図書館が、増加し続けています。”AquaBrowser Library”は、インテリジェントでビジュアルがよく、ユーザビリティの高い検索システムと評されており、基本的には、以下の3つの法則を洗練させ、検索結果画面一画面に表示しているのが特徴…オランダMedialab社が開発している”AquaBrowser Library”を導入する図書館が、増加し続けています。”AquaBrowser Library”は、インテリジェントでビジュアルがよく、ユーザビリティの高い検索システムと評されており、基本的には、以下の3つの法則を洗練させ、検索結果画面一画面に表示しているのが特徴です。

・Search
検索語との関連性に基づいて検索結果を提示する検索機能。基本的に中央カラムに配置されています。
・Discover
利用者に、自分がどのようなものを探しているのかを気づかせるための示唆機能。網目状のビジュアルマップ“ワード・クラウド”として、基本的に左カラムに配置されています。
・Refine
資料形態、主題、ジャンル、著者、言語等による絞込み機能。基本的に右カラムに配置されています。

AquaBrowser Libraryの販売は、Medialab社と2004年から契約しているTCL社が排他的に行っていますが、同社は、これまでにオランダ、米国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、フィリピンなど、120館以上、2006年だけでも71館への導入実績をあげています。なお、2007年1月8日には、3年間の契約延長を発表しています。

導入館例:
Queens Library
http://aqua.queenslibrary.org/
Arlington Public Library
http://www.acornweb.org/
Amsterdam Public Library
http://zoeken.oba.nl/

AquaBrowser Library2.0概要
http://www.medialab.nl/index.asp?page=aquabrowserlibrary/overview

参考:
Library 2.0に向けて−英Talis社とオランダMedialab社が提携
http://www.dap.ndl.go.jp/ca/modules/car/index.php?p=2440