「読んだ」とウソをついた本のベスト10(英国)

英国博物館・図書館・文書館国家評議会(MLA)が、4,000人以上の「本の虫」に対して、「○○を読んだ」というウソをついたことがあるか、という調査を行ったそうです。詳細な資料はまだ出ていませんが、次のような結果が出たとのことです。

・成人の3分の1が、博識に見せるためウソをついたことがある。
・40%の人が、会話に参加するためにウソをついたことがある。
・男性の10人に1人が、異性に対して見栄をはるためにウソをついたことがある。
・19〜21歳の半分以上が、ウソをついたことがあるが、うち10人に1人は、見破られたことがある。

また、「読んだ」とウソをついた本のベスト10も挙げられています。
1位はトールキンの『指輪物語』で、以下、『戦争と平和』『嵐が丘』と続きます。特に『指輪物語』は、最終巻の刊行まで11年もかかったので、途中で脱落してしまった人が多い(回答者の14%)ことも影響しているようです。

Book snobbery in Britain – MLA
http://www.mla.gov.uk/webdav/harmonise?Page/@id=82&Document/@id=27005