公共図書館のための“頭を使わなくて良い”Library2.0

カナダのハリファックス(Halifax)公共図書館の図書館員Ryan Deschamps氏が、ブログで、「頭を使わなくてよい」(No-brainers)Library2.0の作業を10件リストアップしています。

これは、Library2.0は技術もリソースも必要だとする声にシンパシーを感じているDeschamps氏が、公共図書館でも始められ、多くのユーザに歓迎される、低リスク・低コスト・低努力(Low effort)のものを選んだとのことです。

リストは以下のとおりで、ブログにはそれぞれがなぜLibrary2.0なのか、また利用者がなぜそれを望んでいるのかが端的に説明されています。

1.Mozilla Firefoxをすべての利用者用コンピュータにインストールする
2.FirefoxにDel.icio.usの拡張機能を入れる
3.図書館のニュースや企画の情報をRSSでフィードする
4.ブロギングに関する単純明快なガイドラインを持つ(職員のブログを奨励する宣言も含むこと)
5.職員の情報共有のためのコンテンツマネジメントシステムの類を導入する
6.公開ブログを開設し、コメントも受け付ける
7.Google docsZohoを使ってパートナーと協同する
8.図書館で行った企画の楽しい写真をflickrにアップする
9.PCでインスタントメッセージ、Gaming、YouTubeを使えることを確認する
10.10代の子どもと技術を通じて触れ合う(Engage teens with technology)

My Top-ten Library 2.0 “No-brainers” for Public Libraries
http://otherlibrarian.wordpress.com/2007/01/19/
my-top-ten-library-20-no-brainers-for-public-libraries/