「文化財のカビ被害防止チャート」が公開される

近年、古墳壁画へのカビ発生が話題になっていますが、図書館資料もカビの被害を受けやすく、その修復には多くの費用や労力が費やされています。
独立行政法人文化財研究所 東京文化財研究所保存科学部が「文化財のカビ被害防止チャート」を作成、公開しています。カビ発生後のレスキューよりも、カビ被害をもたらさないためにはどうすればよいか、という観点から、総合的有害生物管理(IPM:Integrated Pest Management)によるカビ被害防止について、カラー写真でわかりやすくまとめられています。

「文化財のカビ被害防止チャート」(JPEG版)
http://www.tobunken.go.jp/~hozon/kabichart.jpg

同(パワーポイント版)
http://www.tobunken.go.jp/~hozon/kabichart.ppt

東京文化財研究所保存科学部
http://www.tobunken.go.jp/~hozon/index.html

東京文化財研究所「文化財のカビ被害防止チャート」、
予防を主軸に、発生時の処置も明解に説明
(ほぼ日刊資料保存、2006年12月6日(水)記事)
http://www.hozon.co.jp/hobo/hobo_top.htm