資金不足による図書館閉鎖の危機(南アフリカ)

南アフリカ・ケープタウンでは、資金不足のため図書館職員が解雇され、人手が足りなくなって開館時間の短縮や閉鎖の危機に追い込まれる図書館が複数館発生しているとのことです。市の中央図書館も、開館時間を4時間短縮せざるを得ない状況だとのことです。市は5百万ランド(約7,890万円)の資金を投入する予定であり、これが実現されれば来年度まで30〜40人の職員を増員することができるとのことですが、「資金不足・職員不足はケープタウンに限らず全国的な問題である」として、待遇の改善を求める図書館職員、サービスの改善を求める図書館友の会の声は強いようです。

City libraries in ‘crisis’ as staff shortages close doors – Cape Times
http://www.capetimes.co.za/index.php?fArticleId=3481146
October 11, 2006付けLISNewsの記事
http://lisnews.org/article.pl?sid=06/10/11/1055235