【イベント】ミニ・シンポジウム「国内所蔵の西洋古典籍をいかに活かすか」(12/3・オンライン)

2022年12月3日、「啓蒙の言説圏と浮動する知の境界:貴重書・手稿・デジタル資料を総合した18世紀研究」(科研費基盤研究B)研究グループ及び一橋大学社会科学古典資料センターが、ミニ・シンポジウム「国内所蔵の西洋古典籍をいかに活かすか」をオンラインで開催します。

早稲田大学が所蔵するコルヴェア文庫(15世紀から19世紀に及ぶ、政治、経済、哲学に関わるフランス語の古書籍や掲示物など約1万点からなる大型コレクション)に収録された貴重書を中心としつつ、必要に応じて他の図書館等所蔵の貴重書を組み合わせながら、国内に所蔵されている貴重書の有効活用に向けて研究事例を紹介する、と案内されています。

参加費は無料ですが、事前の申し込みが必要です。

主な内容は次のとおりで、司会は小関武史氏(一橋大学大学院言語社会研究科教授)です。

・講演
「文庫とその周辺 Corvaia, Gerits, Bernstein」福島知己氏(帝京大学経済学部准教授)
「旧体制下フランスの非正規本:リヨンで印刷されたエルヴェシウスの作品の場合」坂倉裕治氏(早稲田大学教育・総合科学学術院教授)
「コルヴェア文庫における1649年」雪嶋宏一氏(早稲田大学教育・総合科学学術院教授)

・総括討論

12/3(土)ミニ・シンポジウム「国内所蔵の西洋古典籍をいかに活かすか」を共催します(オンライン開催)(一橋大学社会科学古典資料センター)
https://chssl.lib.hit-u.ac.jp/20221014/23107/
https://chssl.lib.hit-u.ac.jp/images/2022/11/symposium_20221203.pdf
※二つ目のリンクはポスター[PDF:1ページ]です。

参考:
【イベント】ミニ・シンポジウム「西洋古典籍を巡る書誌と資料研究法の現在 ―『水田文庫貴重書目録補遺;水田珠枝文庫貴重書所収』を中心に」(1/22・オンライン)
Posted 2021年12月10日
https://current.ndl.go.jp/node/45312

E1846 – 西洋古典資料の保存に関する拠点およびネットワーク形成事業
カレントアウェアネス-E No.312 2016.10.06
http://current.ndl.go.jp/e1846

CA1842 – 大学図書館と特殊コレクション -名古屋大学の西洋古典籍特殊コレクション / 中井えり子
カレントアウェアネス No.323 2015年3月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1842