米国連邦政府刊行物寄託図書館制度の全面デジタル化に関するタスクフォースによる報告書案が公開

2022年9月14日、米国の連邦政府刊行物寄託図書館制度(FDLP)のウェブサイトで、FDLP全面デジタル化に関するタスクフォースによる報告書案の公開が発表されました。

連邦政府寄託図書館評議会(DLC)の勧告を受けて設置されたタスクフォースであり、DLCや図書館・図書館関連機関、政府機関、GPO等の代表者23人により構成されています。

報告書の中では、全面デジタル化の利点とリスク、推奨事項の他、アクセス・寄託図書館・政府機関・GPOや図書館のサービスとコンテンツ管理にもたらされる影響、現行法制度との関係やフレームワークの検討結果等がまとめられています。

10月14日まで、パブリックコメントを募集しています。

Task Force on a Digital FDLP: Draft Report Available for Public Comment(FDLP, 2022/9/14)
https://www.fdlp.gov/news/task-force-digital-fdlp-draft-report-available-public-comment

Draft Report for Public Comment: Task Force on a Digital FDLP [PDF:549.25KB]
https://www.fdlp.gov/file-repository-item/draft-report-public-comment-task-force-digital-fdlp

参考:
米国政府印刷局(GPO)、連邦政府刊行物寄託図書館制度の全面デジタル化の実現可能性に関するタスクフォースを設置
Posted 2022年1月28日
https://current.ndl.go.jp/node/45563