文部科学省、令和3年度社会教育調査の中間報告を発表

2022年7月27日、文部科学省が、令和3年度社会教育調査の中間報告を公表しました。

社会教育調査は、社会教育行政に必要な社会教育に関する基本的事項を明らかにすることを目的として、概ね3年ごとに実施されています。調査項目は都道府県・市町村の社会教育関係事業の実施状況及び社会教育関係施設の状況(職員数、施設・設備状況、事業実施状況、利用状況等)とあります。

今回の調査結果の主な概要として、以下の点等が挙げられています。

・公民館や社会体育施設数は減少傾向にある一方で,図書館,博物館,生涯学習センターは前回(平成30年度)調査から増加しており過去最多
・公立の社会教育施設のうち、指定管理者を導入する施設は全体の約3割で、すべての施設で前回調査から増加
・図書館の司書や博物館の学芸員等の総数は増加しており過去最多
・令和2年度間における図書館の国民1人当たりの貸出冊数及び貸出回数は、前回調査と比較して減少

確定値は2023年3月に公表される予定です。

令和3年度社会教育調査の中間報告について公表します[PDF:597KB]
https://www.mext.go.jp/content/20220727-mxt_chousa01-100012545_1.pdf
※2022年7月27日付の文部科学省の報道発表です。

社会教育調査-令和3年度(中間報告)の結果の概要(文部科学省)
https://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa02/shakai/kekka/k_detail/1419659_00001.htm

参考:
文部科学省、平成30年度社会教育調査の中間報告を発表
Posted 2019年8月1日
https://current.ndl.go.jp/node/38701