フィリピン国立図書館、東南アジアにおける図書館サービスに関する報告書を公開

2022年4月18日、フィリピン国立図書館(NLP)が、東南アジアにおける図書館サービスに関する報告書“Library Services Framework”の公開を発表しました。

2021年11月17日から19日にかけてNLPが開催した、オンラインカンファレンス“Capacity Building in Library Services: Reframing Libraries Setting the New Normal”での、ASEANの代表者や関係者による報告を基にしていると述べています。

発表の中では、コロナ禍およびコロナ禍以前の、東南アジアの図書館サービスの特徴を示しており、運営・サービス・利用者の参加・人々と文化の4分野におけるフレームワークに焦点を当てているとあります。報告書では、ブルネイ、カンボジア、インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ、ベトナム等の国立図書館や公共図書館の概要・サービス・課題等がまとめられています。

National Library of the Philippines(Facebook, 2022/4/181)
https://www.facebook.com/NLP1887/posts/284919437173934

LATEST PUBLICATION: LIBRARY SERVICES FRAMEWORK(NLP)
http://web.nlp.gov.ph/nlp/?q=node/10797

Library Services Framework [PDF:118ページ]
https://nlpdl.nlp.gov.ph/web/20220418/ASEAN%20COCI%20Library%20Services%20Framework%20Publication.pdf

参考:
E2189 – フィリピン国立図書館による公共図書館の現状調査
カレントアウェアネス-E No.378 2019.10.24
https://current.ndl.go.jp/e2189