米国図書館協会(ALA)、図書館情報学修士課程の認定基準の2022年改訂版の草案を公開:コメントを募集中

2022年4月11日、米国図書館協会(ALA)が、図書館情報学修士課程の認定基準“ALA Standards for Accreditation of Master’s Programs in Library and Information Studies”の改訂版の草案を公開したと発表しました。

現在の図書館情報学教育や専門職のニーズを踏まえて見直し・更新が必要な項目を特定すること、教育の質確保に関係がない項目を削除すること等を目標に、2015年版の見直しが行われています。発表によると、基準全体に公正・多様性・包摂性の価値観が反映されています。

基準は、戦略的計画策定、学生の学習成果とカリキュラム、教職員、学生、インフラストラクチャーで構成されており、4月4日から5月13日までの間、オンラインフォームでフィードバックを募集しています。その他のフィードバックの機会として、5月20日のオンラインフォーラムや6月25日のオンサイトのフォーラムが挙げられています。

Draft 2022 ALA Standards revision(ALA, 2022/4/11)
https://www.ala.org/news/press-releases/2022/04/draft-2022-ala-standards-revision-0

2022 Update to the ALA Standards for Accreditation of Master’s Programs in Library and Information Studies(ALA)
https://www.ala.org/aboutala/2022-update-ala-standards-accreditation-master%E2%80%99s-programs-library-and-information-studies

参考:
米国図書館協会(ALA)、図書館情報学修士号の認定基準を改訂
Posted 2015年2月13日
https://current.ndl.go.jp/node/27969