国際図書館連盟(IFLA)、事務局長の解任等を発表

2022年4月8日、国際図書館連盟(IFLA)の運営理事会(Governing Board)が、事務局長のGerald Leitner氏の解任、次期会長(President-elect)のAntonia Arahova氏と会計担当(Treasurer)のPerry Moree氏の退任を発表しました。

発表によると、Gerald Leitner氏については、正式な申し立てに基づき、12月と1月に2つの異なる独立した会社による現職および以前のスタッフと同氏への聞き取り調査が行われ、2月と3月に実施された臨時会議で即時解任が決定されました。新たな事務局長の就任まで、Halo Loche氏が一部の業務を引き継ぐとあります。

Antonia Arahova氏は緊急の家庭の事情、Perry Moree氏はIFLAの業務と日常業務との両立が困難であると申し出があったことが退任の理由として挙げられています。後任の選出まで、代理として、Nthabiseng Kotsokoane氏が次期会長、Kirsten Boelt氏が会計担当の業務を一時的に行うとしています。

IFLA: News from the Governing Board Meeting(IFLA, 2022/4/8)
https://www.ifla.org/news/ifla-news-from-the-governing-board-meeting/

参考:
国際図書館連盟の事務局長にライトナー氏が就任
Posted 2016年6月2日
https://current.ndl.go.jp/node/31719