【イベント】HMC第63回オープンセミナー「大江健三郎氏寄託資料の現在と未来」(4/16・オンライン)

2022年4月16日、東京大学ヒューマニティーズセンター(HMC)の主催により、「HMC第63回オープンセミナー 大江健三郎氏寄託資料の現在と未来」がオンラインで開催されます。

東京大学大学院人文社会系研究科・文学部では、2021年1月に大江健三郎氏の自筆原稿などの資料の寄託を受けたことを契機に、寄託された資料の整理、データベース化を進め、基礎的な研究基盤を構築するプロジェクトとして、企画研究「大江健三郎氏寄託資料に関する基礎的研究」が立ち上げられました。今回のオープンセミナーでは、日本の現代文学、比較文学、デジタル・ヒューマニティーズそれぞれの研究者が、これまでに実施した関係者によるワークショップの成果なども踏まえて報告を行うとあります。

参加は無料ですが、事前の申し込みが必要です。主なプログラムは以下の通りです。

●開催趣旨
・安藤宏氏(東京大学大学院総合文化研究科 教授)
「大江健三郎文庫(仮称)の現状について」

●研究報告
・村上克尚氏(東京大学大学院総合文化研究科 准教授)
「原稿から新たな読みの可能性へ――「空の怪物アグイー」を例として」

・阿部賢一氏(東京大学大学院人文社会系研究科 准教授)
「森昭夫氏の寄贈資料について」

・大向一輝氏(東京大学大学院人文社会系研究科 准教授)
「人文学におけるデータ共有の可能性」

東京大学ヒューマニティーズセンター
https://hmc.u-tokyo.ac.jp/ja/
※2022年4月1日付のお知らせに「第63回オープンセミナー 大江健三郎氏寄託資料の現在と未来」とあります。
https://hmc.u-tokyo.ac.jp/ja/open-seminar/uploads/63-kenzaburo-oe-manuscripts.pdf
※2つ目のURLはチラシ[10.2MB]です。

HMC第63回オープンセミナー 大江健三郎氏寄託資料の現在と未来(東京大学,2022/4/4)
https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/events/z2010_00028.html

参考:
東京大学大学院人文社会系研究科・文学部、作家・大江健三郎氏による自筆原稿の寄託を受けたことを発表:「大江健三郎文庫」(仮称)の設立を予定
Posted 2021年2月16日
https://current.ndl.go.jp/node/43293