研究図書館の組織構造:米国大学協会(AAU)加盟校を対象とした調査(文献紹介)

米国図書館協会(ALA)の部会“Core: Leadership, Infrastructure, Futures”が刊行する“Library Leadership & Management”誌の第36巻第1号(2022年)に、米・カンザス大学のMichael Peper氏が執筆した論文“A Comprehensive Survey of Research Library Organizational Structure”が掲載されています。

米国大学協会(AAU)加盟校のうち、米国の公立大学37校、私立大学24校の計61校を対象として、研究図書館の組織構造についての比較分析を行っています。同論文の“Abstract”では、学術コミュニケーション機能の位置付けや、最高幹部(senior leaders)の役割に注目し分析したと述べています。また、調査を通じ判明した点として、最高幹部の役割や、比較的近年に導入された図書館機能を他部門(Unit)とどう組み合わせるかという点において、組織構造面で大きな違いが見られたことを挙げています。

Peper, Michael. A Comprehensive Survey of Research Library Organizational Structure. Library Leadership & Management. 2022, 36(1).
https://journals.tdl.org/llm/index.php/llm/article/view/7514/6568
https://doi.org/10.5860/llm.v36i1.7514

参考:
米国図書館協会(ALA)の新たな部会“Core: Leadership, Infrastructure, Futures”が2020年9月1日に発足:既存の3部会を統合
Posted 2020年7月9日
https://current.ndl.go.jp/node/41470

E1764 - 大学図書館における学術コミュニケーション機能の組織配置
カレントアウェアネス-E No.297 2016.02.04
https://current.ndl.go.jp/e1764