“IIIF Content State API”が正式公開

2022年3月16日、デジタル画像相互運用のための国際規格であるIIIFのウェブサイトにおいて、“IIIF Content State API”の正式公開が発表されました。

これにより、正式公開されているIIIFのAPI仕様は6になったと述べられています。“IIIF Content State API”は、回転角度やページ画像上の表示箇所等、オブジェクトの表示を詳細に指定したリンクを生成できると述べられています。発表によると、ゲティ美術館の「どうぶつの森アートジェネレーター」等で既に活用されています。

IIIF Content State API published(IIIF, 2022/3/16)
https://iiif.io/news/2022/03/16/content-state-published/

IIIF Content State API 1.0(IIIF)
https://iiif.io/api/content-state/1.0/

API Specifications(IIIF)
https://iiif.io/api/index.html

参考:
CA1989 – 動向レビュー:IIIFの概要と主要APIバージョン3.0の公開 / 永崎研宣
カレントアウェアネス No.346 2020年12月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1989

ゲッティ美術館及びイェール英国芸術センター、IIIFに準拠した画像の公開を発表
Posted 2017年6月2日
https://current.ndl.go.jp/node/34087