ウクライナの文化遺産関係機関のオンライン上のデータを保存するプロジェクトが実施中

2022年3月4日、米・ネットワーク情報連合(CNI)が、ウクライナの文化遺産関係機関のオンライン上のデータを保存するプロジェクト“Saving Ukrainian Cultural Heritage Online (SUCHO)”を紹介する記事を、ウェブサイトで公開しました。

米・スタンフォード大学のQuinn Dombrowski氏、米・タフツ大学のAnna E. Kijas氏、オーストリアデジタル人文学・文化遺産センター(Austrian Centre for Digital Humanities and Cultural Heritage)のSebastian Majstorovic氏らによるプロジェクトです。

消滅の危機にさらされている、ウクライナの文化遺産関係機関のウェブサイト、デジタルコンテンツ、データを、Internet ArchiveのWayback Machine等を用いて保存する共同プロジェクトです。3月8日現在、保存作業等を行うボランティアは定員に達していますが、Googleフォームから保存対象のURLを投稿する形でプロジェクトの支援が可能とあります。

Saving Ukrainian Cultural Heritage Online (SUCHO) Initiative(CNI, 2022/3/4)
https://www.cni.org/news/saving-ukrainian-cultural-heritage-online-sucho-initiative

Saving Ukrainian Cultural Heritage Online (SUCHO)
https://www.sucho.org/

参考:
ロシアによるウクライナへの侵攻に対する、国立図書館・文書館・博物館および関係機関等の声明
Posted 2022年3月1日
https://current.ndl.go.jp/node/45704