【イベント】シンポジウム「学術コレクションと大学-保存と活用-」(3/6・オンライン)

2022年3月6日、京都工芸繊維大学附属図書館が主催するシンポジウム「学術コレクションと大学-保存と活用-」がオンラインで開催されます。ML(Museum & Library)連携企画とあります。

このシンポジウムでは、大学の教育・研究に資する個人コレクションと、同大学の前身校の一つである京都高等工芸学校の歴史を示す初期教員に関する資料類などを包括する概念として「学術コレクション」と定義するとしています。その上で、同大学の学術コレクションの意義や価値を確認するとともに、大学の図書館、ミュージアムの学術コレクションの受け皿として機能の利点、課題等について議論し、その保存と活用について考えるとあります。

当日参加、後日視聴が可能で、事前申し込みが必要です。

主なプログラムは以下の通りです。

・基調報告「学術コレクションと大学 — 京都工芸繊維大学の場合 —」
並木誠士氏(京都工芸繊維大学美術工芸資料館館長)

「ユニヴァーシティミュージアムの新しい戦略 ―よみがえる時代の記憶と美意識―」
橋爪節也氏(大阪大学文学部教授)

「大学コレクションの行方」
五十嵐公一氏(大阪芸術大学芸術学部教授)

・ディスカッション
並木誠士氏(進行)
橋爪節也氏
五十嵐公一氏

シンポジウム「学術コレクションと大学-保存と活用-」開催のお知らせ(京都工芸繊維大学附属図書館, 2022/1/25)
https://www.lib.kit.ac.jp/topics/desc.php?id=1643094906
https://www.lib.kit.ac.jp/pdf/202203symposium.pdf
※2つ目のURLはチラシ[PDF:2ページ]です。

参考:
E2388 – 大学の図書館と博物館の協力関係構築のポイント:米国の事例
カレントアウェアネス-E No.413 2021.05.27
https://current.ndl.go.jp/e2388