立命館大学、平安京に関する発掘調査の成果を地図上で可視化した「平安京跡データベース」の一般公開を発表

2021年12月2日、立命館大学は、平安京に関する発掘調査の成果を地図上で可視化した「平安京跡データベース」を一般公開したことを発表しました。

同大学のアート・リサーチセンター及び歴史都市防災研究所が、京都市生涯学習総合センターと協力し進めてきたプロジェクトの成果です。発表では、「本件のポイント」として次の3点を挙げています。

・平安京を「誰もが、いつでも、どこでも、学びたいときに学べる」オープンデータ基盤を整備
・約5,000の平安京に関する発掘調査の成果をWeb上で可視化
・今後は一般の方が自由に平安京に関する情報を作成・加工・公開できる環境作りに取り組む

京都の地図に平安京を復元「平安京跡データベース」一般公開(立命館大学, 2021/12/2)
http://www.ritsumei.ac.jp/news/detail/?id=2349

平安京跡データベース
https://heiankyoexcavationdb-rstgis.hub.arcgis.com/

参考:
Googleマップに平安時代に関する地図を重ねた「平安京オーバレイマップ」が公開中
Posted 2016年1月7日
https://current.ndl.go.jp/node/30384

全国遺跡報告総覧、愛知県・三重県・滋賀県・鹿児島県の発掘調査報告書等の書誌情報4,000件超を一括登録:発掘調査報告書の刊行状況のほぼ全容を把握可能に
Posted 2021年11月24日
https://current.ndl.go.jp/node/45225