欧州図書館・情報・ドキュメンテーション協会連合(EBLIDA)、欧州の図書館におけるSDGsへの取組状況を調査した報告書の第2版を公開

2021年11月18日、欧州図書館・情報・ドキュメンテーション協会連合(EBLIDA)が、欧州の図書館におけるSDGsへの取組状況を調査した報告書の第2版“Second European Report on Sustainable Development Goals and Libraries”の公開を発表しました。

報告書は、EBLIDAが2021年6月に実施し、17か国の機関から回答を得た調査の結果を基に、ラトビア国立図書館との協力により作成されました。冒頭部分では、2020年に公開された第1版と比較して、SDGsの認知度が向上し、多くの図書館関連機関が取組に着手していること、“digital library”と“socially inclusive library”の2つの方向性の取組が見られること等が述べられています。

報告書では、SDGsに関する取組の担い手、国レベルや図書館によるアドヴォカシー、SDGs関連の図書館プロジェクトの資金、国際的な連携関係、図書館によるプロジェクトの評価等についてまとめられています。

Press Release: Second European Report on Sustainable Development Goals and Libraries(EBLIDA, 2021/11/18)
http://www.eblida.org/news/press-release-eblida-report-on-the-evaluation-of-sustainable-development-goals-in-libraries.html

Second European Report on Sustainable Development Goals and Libraries [PDF:21ページ]
http://www.eblida.org/News/2021/Second-European-Report-on-SDGs-in-Libraries_Synthesis.pdf

参考:
EBLIDA、欧州の図書館におけるSDGsへの取組状況を調査した報告書を公開
Posted 2020年7月10日
https://current.ndl.go.jp/node/41476