【イベント】2021年度日本近世文学会秋季大会シンポジウム「〈見せる/魅せる〉近世文学:文学×展示のポテンシャルを引き出す」(11/20・オンライン)

2021年11月20日、2021年度日本近世文学会秋季大会シンポジウム「〈見せる/魅せる〉近世文学:文学×展示のポテンシャルを引き出す」がオンラインで開催されます。

近世文学の展示に関わった経験のある国内外の有識者を招き、知見や課題の共有、意見交換を行う内容となっています。企画意図では、文字中心の文学関連資料を展示する場合、絵画や立体物の展示とは異なる難しさ・面白さがあることにも言及しています。

参加無料(事前申し込み要)であり、日本近世文学会の会員以外も参加可能です。当日のプログラムは次のとおりです。

〇パネリスト
・試行錯誤の繰り返し
金子馨氏(出光美術館)

・美術館における古典籍の展示・解説について
長田和也氏(大東急記念文庫(五島美術館))

・和書ルネサンス展での「魅せる」工夫
中西保仁氏(印刷博物館)

・古典籍の豊かさ・面白さを伝えたい
林知左子氏(西尾市岩瀬文庫)

・「もの」としての近世文学――異文化と言葉の壁を越える――
アレッサンドロ・ビアンキ氏(ボドリアン日本研究図書館)

・古典籍の魅力を海外で伝える試み
南清恵氏(ホノルル美術館)

〇ディスカッサント
加藤弓枝氏(鶴見大学)

〇司会
木越俊介氏(国文学研究資料館)

日本近世文学会2021秋季大会 大会特設サイト
https://kinseibungakukai.wixsite.com/taikai141

参考:
E1761 – 第26回保存フォーラム「保存と展示の両立を考える」<報告>
カレントアウェアネス-E No.297 2016.02.04
https://current.ndl.go.jp/e1761

CA1758 – 図書館展示の課題:国立国会図書館の企画展示アンケートの結果から / 古野朋子
カレントアウェアネス No.310 2011年12月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1758