フランス・ADBU、フランス・会計院が発表した情報社会における資料に関する政策や大学図書館についての文書に関し見解を公開

2021年10月27日、フランスの大学図書館・ドキュメンテーション分野の管理職層職員が構成する団体“l’Association française des directeurs et personnels de direction des bibliothèques universitaires et de la documentation”(ADBU)が、フランス・会計院(Cour des comptes)が発表した、情報社会における資料に関する政策や大学図書館についての文書と、同文書への高等教育・研究・イノベーション省(MESRI)による回答文書についての見解を発表しました。

会計院の文書の「学術情報・資料の分野を国の優先事項とするべきである」という主張を歓迎し、同文書で示された内容に概ね同意し、回答文書で示されたMESRIのインフラストラクチャーの相互化の取組に賛同するとしています。また、会計院の文書に示された取組について、引き続き提案・協力を行うこと、研修・研究・知識の流通・学術と社会のつながりに関する大学図書館・高等教育機関の戦略的活動を支援するための方策を求めていること等が述べられています。

COMMUNIQUÉ – PRISE DE POSITION DE L’ADBU À LA SUITE DU RÉFÉRÉ DE LA COUR DES COMPTES(ADBU, 2021/10/27)
https://adbu.fr/actualites/communique-refere-cc

参考:
フランス・会計院、情報社会における資料に関する政策や大学図書館についての高等教育・研究・イノベーション省(MESRI)宛の文書を公開
Posted 2021年10月28日
https://current.ndl.go.jp/node/45078