【イベント】文部科学省委託事業「令和3年度読書バリアフリーに向けた図書館サービス研修」(11/4・さいたま、11/5・桶川)

2021年11月4日と11月5日に、埼玉県教育委員会の主催、埼玉県立久喜図書館の主管により、文部科学省委託事業「令和3年度読書バリアフリーに向けた図書館サービス研修」が開催されます。

会場と定員は、11月4日がさいたま市文化センターで170人、11月5日が埼玉県桶川市のさいたま文学館で75人です。参加には事前の申し込みが必要であり、後日動画視聴のみの参加も可能とあります。なお、新型コロナウイルス感染拡大状況により、変更・中止の可能性があるとしています。

当日の主な内容は以下の通りです。

●11月4日
・講演「録音資料製作と音訳者に求められる技術」
安田知博氏(音訳講師・フリーアナウンサー)

・記念講演「発達障害の子供を持つ親として思うこと 子育てから学びまで」
牧野綾氏(調布デイジー代表)

・パネルディスカッション「読書バリアフリー法を活用して視覚障害者等への情報提供を 公共図書館・学校図書館・点字図書館の役割」
パネリスト:杉山雅章氏(川崎市視覚障害者情報文化センター所長)、牧野綾氏、生井恭子氏(東京都立鹿本学園)

●11月5日
・行政報告「読書バリアフリー法とその基本計画」
文部科学省

・講義「さまざまな障害者サービス用資料とその使い方、サピエ図書館の紹介」
県内県立・市立図書館職員

・事例紹介「視覚障害者の最新の読書環境 点字・デイジーから電子書籍の音声読み上げ機能まで」
荒川明宏氏((株)ラビット代表取締役)

・さまざまな再生機器の体験会

〈受付中〉【久喜】文部科学省委託事業 「令和3年度読書バリアフリーに向けた図書館サービス研修」(埼玉県立図書館)
http://www.lib.pref.saitama.jp/event/cat75/barrier-free.html

参考:
【イベント】文部科学省委託事業令和2年度読書バリアフリーに向けた図書館サービス研修「ピアサポートができる司書等育成研修会」(1/25-26・オンライン)
Posted 2020年12月7日
https://current.ndl.go.jp/node/42700

CA1974 – 読書バリアフリー法の制定背景と内容、そして課題 / 野口武悟
カレントアウェアネス No.344 2020年6月20日
https://doi.org/10.11501/11509684

E2307 – 「読書バリアフリー基本計画」を読む
カレントアウェアネス-E No.399 2020.10.01
https://current.ndl.go.jp/e2307

E2064 – 公共図書館の障害者サービス:国立国会図書館の調査研究
カレントアウェアネス-E No.355 2018.10.04
https://current.ndl.go.jp/e2064

E2280 – 電子書籍サービスのスクリーンリーダー対応状況について
カレントアウェアネス-E No.394 2020.07.09
https://current.ndl.go.jp/e2280