米・スミソニアン図書館・文書館、学習支援機能を備えたデジタルアーカイブ“Smithsonian Learning Lab”で情報リテラシーに関するコレクションを公開

2021年8月23日、米・スミソニアン図書館・文書館(Smithsonian Libraries and Archives)が、学習支援機能を備えたデジタルアーカイブ“Smithsonian Learning Lab”に、情報リテラシーに関するコレクションを搭載したと発表しました。

情報リテラシーへの理解と、この分野におけるスキルを促すことを目的としたもので、情報を効果的に識別し、見つけ、評価し、活用する方法について批判的に考えることを支援するインタラクティブなオンラインコレクションであると説明されています。

全ての年齢に有用であるものの、6年生から12年生を対象としており、一次資料の理解、作成者の視点やバイアス、事実と意見、テキストの要約/統合/分析、典拠の引用、言い換えと剽窃、さまざまなメディア/情報源での調査、テキストの信頼性・正確性の評価といったものに焦点が当てられています。

Introducing Information Literacy Collections in Learning Lab(Smithsonian Libraries and Archives,2021/8/23)
https://blog.library.si.edu/blog/2021/08/23/introducing-information-literacy-collections-in-learning-lab/

Information Literacy(Smithsonian Libraries and Archives)
https://library.si.edu/education/information-literacy

Information Literacy(Smithsonian Learning Lab)
https://learninglab.si.edu/org/librariesarchives

参考:
スミソニアン協会、学習支援機能を備えたデジタルアーカイブ“Smithsonian Learning Lab”を公開
Posted 2016年6月21日
https://current.ndl.go.jp/node/31845

米国のスミソニアン・ライブラリーとスミソニアン・アーカイブスが統合
Posted 2020年12月15日
https://current.ndl.go.jp/node/42772

米国議会図書館(LC)、K-12の教員を対象に、一次資料を用いた教育に関するワークショップを開催:探求型基盤の教育戦略を作成
Posted 2019年12月4日
https://current.ndl.go.jp/node/39656

CA1870 – 動向レビュー:ACRL高等教育のための情報リテラシーの「枠組み」 ―白熱する議論に向けて― / 小田光宏
カレントアウェアネス No.327 2016年3月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1870