韓国国会図書館(NAL)、コロナ禍で勤務環境が変化する中での職員間のコミュニケーション強化等を目的に、バーチャルオフィスで職員による会議を実施:利用者向け文化イベント等の実施も計画

2021年8月23日、韓国国会図書館(NAL)は、バーチャルオフィスサービスGather.town内で職員による会議を実施したと発表しています。

コロナ禍で勤務環境が急速に変化する中で、職員間のコミュニケーションを強化するとともに、新たな技術を体験する機会を提供するために行われたものです。

同館では、今後、メタバース(オンライン仮想空間)を利用した文化イベント等多様なサービスを国民に提供するとともに、同館が所蔵する知識情報を閲覧できるシステムを構築する計画であるとしています。

국회도서관, ‘메타버스’를 타다(国会図書館、「メタバース」を利用する)(韓国国会,2021/8/23)
https://www.assembly.go.kr/assm/notification/news/news01/bodo/bodoView.do?bbs_id=ANCPUBINFO_07&bbs_num=51783&no=8258

参考:
韓国国立中央図書館(NLK)、同館業務のロボティック・プロセス・オートメーション化に関し、明知大学校と業務協約を締結
Posted 2021年8月18日
https://current.ndl.go.jp/node/44621

館内コミュニケーション促進を目的としたソーシャルプラットフォームの導入結果:スウェーデン・カロリンスカ研究所図書館の事例(文献紹介)
Posted 2020年1月9日
https://current.ndl.go.jp/node/39913