科学技術・学術政策研究所(NISTEP)、報告書「研究職の募集要項に関する国際比較」を公表

2021年8月20日、科学技術・学術政策研究所(NISTEP)が、[DISCUSSION PAPER No.199]として、報告書「研究職の募集要項に関する国際比較」を公開したと発表しました。国内外における研究職公募の募集要項(要求書類・応募書類)の実態を簡易調査したものであり、海外では主に北米が調査対象となっています。

調査結果として、日本の公募では論文数やその引用数を求めるものが一定数ある一方で、海外では推薦書(Reference Letter)を求めるものが相対的に多いとしています。その上で、このような差異が頭脳循環など国際的な人材流動を考えるに当たり重要となる可能性を指摘しています。

研究職の募集要項に関する国際比較[DISCUSSION PAPER No.199]公表について(NISTEP, 2021/8/20)
https://www.nistep.go.jp/archives/48129

研究職の募集要項に関する国際比較 要旨 [PDF:190KB]
https://www.nistep.go.jp/wp/wp-content/uploads/NISTEP-DP199-Abstract.pdf

研究職の募集要項に関する国際比較 全文 [PDF:2MB]
https://www.nistep.go.jp/wp/wp-content/uploads/NISTEP-DP-199-Full.pdf