LC、書誌コントロールに関する外部諮問委員会を準備中

典拠のシリーズ標目の作成中止など、米国議会図書館(LC)の最近の目録政策については、米国図書館協会(ALA)をはじめとする関係機関から懸念の声が上がっています。これに関して、Library Journal誌がLCのマーカム(Deanna Marcum)図書館サービス担当副館長に対し、インタビューを行っています。
マーカム副館長はこのインタビューで、典拠のシリーズ標目の作成中止に関しては、周知期間が短かったと謝罪しています。目録政策に対する懸念に対しては、デジタルコンテンツの増加も踏まえて、将来の書誌コントロールに関する外部諮問委員会を立ち上げるよう準備中であり、今後、関係機関といっそう協力していく予定、と回答しています。

Responding to ALA Criticism, LC Says More Collaboration Planned – Library Journal
http://www.libraryjournal.com/article/CA6361762.html

参考:
LCのシリーズ典拠への対応について、ALAが議会下院運営委員会に陳述書を提出
http://www.dap.ndl.go.jp/ca/modules/car/index.php?p=1964