日本では1977年から、国立の9大学図書館が、各分野ごとの外国学術雑誌等を体系的に収集・整理・提供する「外国雑誌センター館」として機能しています。韓国でも教育人的資源部が、2010年までに同様の「外国学術誌支援センター」を分野別に10大学図書館に構築し、新たに5千タイトル以上の印刷媒体の外国学術雑誌を追加購入すると発表しています。
韓国大学新聞によると、韓国国内の大学であわせても、購読契約をしている印刷媒体の学術誌は1万タイトルに満たないとのことです。電子ジャーナルの購読期間が終了した後の資料へのアクセスに不安があることも相俟って、このような方針を進めるとのことです。
大学の研究基盤拡充のための『外国学術誌支援センター』事業の実施 – 教育人的資源部
http://www.moe.go.kr/news/news03-01.html?Mode=2&Board_MainNo=2032
2010年までに「外国学術誌支援センター」10か所を構築 – 韓国国民新聞
http://www.unn.net/gisa/gisa_read.asp?key=33501
