図書館のためのFirefoxプラグイン“LibX”

米国では、ヴァージニア工科大学を中心に、オープンソースのブラウザ“Firefox”の拡張機能として機能する図書館向けオープンソースプラグイン“LibX”が開発され、注目を集めています。

“LibX”は各図書館ごとにカスタマイズされており、自分の所属する図書館の“LibX”をインストールすると、ブラウザのアドレスバーの下に図書館OPAC検索用のツールバーが表示され、すぐにOPACを検索することができるほか、ブラウザ上でドラッグされた語でOPACを検索することもできます。ISSN、ISBN、DOIにも対応しているほか、各図書館のOpenURLリンクリゾルバ、Google Scholar、COinS、xISBNにも対応しています。

現在“LibX”を提供しているのは大学図書館を中心とした22館です。まだベータ版の位置づけです。

LibX – A Firefox Extension for Libraries
http://www.libx.org/