東日本大震災・東京電力福島第一原発事故により変化した町の現状を伝え、後世に語り継ぐことを目的とした「とみおかアーカイブ・ミュージアム」(福島県)が開館

2021年7月11日、とみおかアーカイブ・ミュージアム(福島県)が開館しました。

東日本大震災・東京電力福島第一原発事故により変化した町の現状を伝え、後世に語り継ぐことを目的に富岡町(福島県)が運営する施設で、展示資料は約200点、当初の所蔵資料は約5万点です。

継続的な資料整理と情報収集も行って、企画展や講座、各種イベントも定期的に開催するとしています。保全している資料は地域資料(歴史や民俗資料など地域に関する情報が得られるもの)と震災遺産(震災により生じたり意味が変わったりしたもの)で、両者の保全・収集について住民に対して協力を呼びかけています。

@TheHistoricalArchiveMuseumOfTomioka(Facebook,2021/7/11)
https://www.facebook.com/TheHistoricalArchiveMuseumOfTomioka/posts/130188755906236

とみおかアーカイブ・ミュージアム7月中旬オープン. 広報とみおか. 2021, (704), p.16-17. [PDF:18ページ]
https://www.tomioka-town.jp/material/files/group/3/koho20216.pdf

参考:
富岡町アーカイブ施設検討町民会議(福島県)、東日本大震災や福島第1原発事故に関するアーカイブ施設の基本構想に係る提言書を富岡町に提出
Posted 2017年11月1日
https://current.ndl.go.jp/node/34933

富岡町議会(福島県)、震災遺産保全条例案を可決
Posted 2017年3月8日
http://current.ndl.go.jp/node/33613