秩父宮記念スポーツ博物館・図書館、「秩父宮記念スポーツ博物館・図書館資料収集方針」を策定

2021年4月2日、秩父宮記念スポーツ博物館・図書館が、「秩父宮記念スポーツ博物館・図書館資料収集方針」(3月30日付)を策定したと発表しています。

2019年10月に設置された「資料の価値づけ及び収集方針策定等検討ワーキンググループ」が2020年12月23日に提出した最終報告書を踏まえ館内で検討し策定されたものです。

指針では、同館において収集する「スポーツ資料」は、日本のスポーツに関し、①日本におけるスポーツ及び競技の発展、また、②日本におけるスポーツと社会とのつながりやスポーツ文化の拡がりを示す、日本のスポーツ研究(スポーツ史及びスポーツ科学、体育・スポーツ教育など)及び競技の理解のために欠くことができないものであり、これまでのコレクションの継続を図るとともに、特に散逸等のおそれが高く、国において保全する必要のあるものを対象とするとしており、以下の4つのテーマを掲げています。

(1)スポーツイベント: 日本のスポーツ史上の画期となる顕著な大会・事象
(2)競技: 伝統的な身体文化と近代スポーツ受容後の競技の発展を示すもの
(3)人物: 日本のスポーツ史上注目される顕著な個人
(4)デジタル情報: 上記(1)~(3)を包含する要素

秩父宮記念スポーツ博物館・図書館
https://www.jpnsport.go.jp/muse/home/tabid/36/Default.aspx
※2021年04月02日欄に「【重要】秩父宮記念スポーツ博物館・図書館 資料収集方針」とあります。

スポーツ博物館・図書館資料収集方針(秩父宮記念スポーツ博物館・図書館)
https://www.jpnsport.go.jp/muse/tabid/367/Default.aspx
https://www.jpnsport.go.jp/muse/Portals/0/muse/pdf/Collection_policy_20210330.pdf
※二つ目のリンクが指針の本文です[PDF:425KB]。

参考:
スポーツ庁、「スポーツ・デジタルアーカイブ構想調査研究事業報告書」をウェブサイトで公開
Posted 2017年9月5日
https://current.ndl.go.jp/node/34613

秩父宮記念スポーツ博物館、デジタルアーカイブを公開
Posted 2020年8月13日
https://current.ndl.go.jp/node/41730