国際図書館連盟(IFLA)、改訂作業中の「IFLA/UNESCO公共図書館宣言」で対処・拡張されるコンセプトの一部を紹介

2021年3月23日、国際図書館連盟(IFLA)が、改訂作業中の「IFLA/UNESCO公共図書館宣言」で対処・拡張されるコンセプトの一部を紹介しています。

IFLAの公共図書館分科会では、公共図書館の現在の状況や使命を反映できるように「IFLA/UNESCO公共図書館宣言」の改定作業を行っており、2020年には世界中の図書館からアイデアを集めるための調査を実施しました。

改訂版において取り上げられ、拡張されるコンセプトの一部として、「情報社会」「リモートアクセス」「図書館と持続可能な開発」の3点が示されており、IFLAでは、今後数か月の間で、ユネスコや公共図書館分科会と協力し、改訂版を完成させるとしています。

Coming in 2021: a Public Library Manifesto for Today (and Tomorrow)(IFLA,2021/3/23)
https://www.ifla.org/node/93780

関連:
ユネスコ公共図書館宣言 1994年(日本図書館協会)
http://www.jla.or.jp/library/gudeline/tabid/237/Default.aspx

参考:
CA939 – 「ユネスコ公共図書館宣言」改訂へ / 柳与志夫
カレントアウェアネス No.177 1994.05.20
http://current.ndl.go.jp/ca939

E1763 – 国連2030アジェンダと図書館:IFLAのツールキット
カレントアウェアネス-E No.297 2016.02.04
https://current.ndl.go.jp/e1763

CA1964 – SDGsと図書館 ―国内の取組から― / 中村穂佳
カレントアウェアネス No.342 2019年12月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1964