国立情報学研究所(NII)、公開前の研究データを組織的に管理・共有するための研究データ管理基盤「GakuNin RDM」の本運用を開始

2021年2月15日、国立情報学研究所(NII)のオープンサイエンス基盤研究センター(RCOS)は、公開前の研究データを組織的に管理・共有するための研究データ管理基盤「GakuNin RDM」の本運用を同日から開始したことを発表しました。機関利用の申請受付も開始されています。

「GakuNin RDM」は、NII研究データ基盤(NII Research Data Cloud)を構成する管理・公開・検索の3基盤のうち「データ管理基盤」に当たる、研究者のデータの管理を支援するサービスです。

「GakuNin RDM」では、共同研究者間での組織を越えてのデータ管理・共有や、多様なクラウドサービス、研究ソフトウェアとの連携が可能となっています。また、学術認証フェデレーション(学認)に参加しており、テレワークや出張先からでも普段と同じ環境にログインして利用可能とあります。

研究データ管理基盤「GakuNin RDM」本運用を開始 全国学術機関の研究データ管理・共有を支援(NII, 2021/2/15)
https://www.nii.ac.jp/news/release/2021/0215.html
https://www.nii.ac.jp/news/upload/nii_newsrelease_20210215.pdf
※二つ目のURLはニュースリリース[PDF:3ページ]です。

GakuNin RDM
https://rdm.nii.ac.jp/

関連:
NII研究データ基盤(NII Research Data Cloud)の概要(RCOS)
https://rcos.nii.ac.jp/service/

参考:
国立情報学研究所(NII)、米国の非営利団体Center for Open Science(COS)と国際交流協定を締結:「GakuNin RDM」の基礎技術としてCOSの研究プロジェクト管理システムを採用
Posted 2020年2月3日
https://current.ndl.go.jp/node/40143

E2256 – 第3回SPARC Japanセミナー2019<報告>
カレントアウェアネス-E No.390 2020.05.14
https://current.ndl.go.jp/e2256