ナチの略奪品を返還できるのか?(英国)

英国では2000年に略奪品諮問委員会(Spoliation Advisory Panel)が創設されました。1938〜45年までのナチ時代に略奪に遭い、現在は英国政府のコレクションとなっている文化財について、元の所有者またはその相続人からの異議の申し立てを受け付け、審査をおこない、必要に応じて勧告を行っていま…英国では2000年に略奪品諮問委員会(Spoliation Advisory Panel)が創設されました。1938〜45年までのナチ時代に略奪に遭い、現在は英国政府のコレクションとなっている文化財について、元の所有者またはその相続人からの異議の申し立てを受け付け、審査をおこない、必要に応じて勧告を行っています。
ところが元の所有者(またはその相続人)に返還するように勧告がおこなわれても、その法的根拠が存在しないようで、2005年には返還の対象として認めるように法律を改正すべきと、委員会が勧告をおこないました。
このたび英国文化・メディア・スポーツ省(DCMS)は、略奪品として認定を受けた文化財を返還することが、法的に問題がないかどうかの意見徴収を行うと発表しました。

Should UK National Museums Be Able To Return Works Of Art Spoliated By The Nazis?
http://www.culture.gov.uk/global/press_notices/archive_2006/DCMS095_06.
htm?month=July&properties=archive%5F2006%2C%2Fglobal%2Fpress%5Fnotices%2F%2C

(参考)
BLに返還命令
http://www.dap.ndl.go.jp/ca/modules/car/index.php?p=50