米国議会調査局(CRS)の人員削減

7月10日付ワシントンポスト紙の報道によると、米国議会図書館(LC)は議会調査局(CRS)の書記、機械技師、視聴覚業務を廃止、これに伴い職員29人を9月29日をもって解雇することを発表したとのことです。職員の解雇はCRS92年の歴史で初めてのことといわれています。
CRSは昨年10月に、職制廃止のほか早期退職や図書館内外への配置転換で、CRS全体で59人の人員削減を行う計画を出していました。今回の解雇は「費用対効果に見合った組織運営のために必要な」ものであるとLCは説明していますが、労働組合側からは重要なサービスが提供できなくなるとの懸念も表明されています。

Layoffs at the Library
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2006/07/
09/AR2006070900622.html?referrer=emailarticlepg

米国議会調査局(CRS)の人員削減策
http://www.dap.ndl.go.jp/ca/modules/car/index.php?p=655