国立国会図書館(NDL)、2021年1月からWeb NDL Authoritiesの機能拡張を実施:著作、ジャンル・形式用語の典拠データ提供、日本古典籍総合目録データベースとの連携など

2020年10月28日、国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス(Web NDL Authorities)は、2021年1月から機能拡張を実施することを発表しました。

機能拡張の実施により、Web NDL Authoritiesは、2021年1月から以下のサービスを新たに提供します。

・書誌データ検索における連携先を国立国会図書館オンライン(NDLオンライン)に変更し、詳細情報画面のリンクボタン(著者名検索、件名検索、著作検索、ジャンル検索)からNDLオンラインへ遷移
・著作(Work)典拠、ジャンル・形式用語典拠の提供を新たに開始
・国文学研究資料館の「日本古典籍総合目録データベース」と新たに連携し、同データベースに収録された同じ古典作品の著作レコードへのリンクを詳細情報画面に追加

2021年1月からWeb NDL Authoritiesの機能を拡張します(Web NDL Authorities,2020/10/28)
https://id.ndl.go.jp/information/2020/10/28/release-17/

Web NDL Authoritiesの機能拡張のお知らせ(令和3年1月)(NDL)
https://www.ndl.go.jp/jp/library/news/1232556_1484.html

参考:
国立国会図書館(NDL)、2021年1月以降の書誌情報提供サービス変更点を発表:NDLサーチからMARC形式・MARCタグ形式ファイルを提供、Web NDL AuthoritiesとNDLオンラインの連携開始
Posted 2020年8月3日
https://current.ndl.go.jp/node/41642

E1198 – 「国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス開発版」公開
カレントアウェアネス-E No.197 2011.07.28
https://current.ndl.go.jp/e1198

CA1940 – システムとしての国立国会図書館オンライン / 川瀬直人
カレントアウェアネス No.338 2018年12月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1940

E1992 – 古典籍画像を見るなら,新日本古典籍総合データベース!
カレントアウェアネス-E No.341 2018.02.08
https://current.ndl.go.jp/e1992

E2127 – 韓国国立中央図書館のLinked Open Data:国家書誌LOD
カレントアウェアネス-E No.367 2019.04.18
https://current.ndl.go.jp/e2127