佐賀大学地域学歴史文化研究センター、同センターが所蔵する『解体新書』の画像をパブリックドメインで公開

2020年10月6日、佐賀大学地域学歴史文化研究センターはTwitterアカウントで、同センターが所蔵する『解体新書』の画像を公開したことを発表しました。

佐賀大学地域学歴史文化研究センターでは、幕末の佐賀藩が導入した西洋科学・医学などの研究の一環として、江戸期から明治期の医学書を収集しており、いずれ全点画像の公開を予定しています。今回は、同センターの調査活動で収集した史料などの画像を掲載するデータベース「画像データベース」上に、同センターが所蔵する『解体新書』の図編1冊、及び本文編全4巻を収録した合冊本1冊の全画像がパブリックドメインで公開されています。

@chiikigakusaga(Twitter,2020/10/6)
https://twitter.com/chiikigakusaga/status/1313279719605850112

センター所蔵「解体新書」(佐賀大学地域学歴史文化研究センター)
http://www.chiikigaku.saga-u.ac.jp/gazou_db/kaitaishinsho.html

画像データベース(佐賀大学地域学歴史文化研究センター)
http://www.chiikigaku.saga-u.ac.jp/gazou_db/gazou_index.html

参考:
佐賀大学、「小城藩日記データベース」をCC BY-NC-SA 4.0ライセンスで公開:書誌データはLOD型式・画像はIIIFに対応
Posted 2018年4月24日
https://current.ndl.go.jp/node/35901

中津市歴史博物館(大分県)所蔵の医学関係古典籍が「新日本古典籍総合データベース」で公開
Posted 2019年11月14日
https://current.ndl.go.jp/node/39511