2020年9月9日、一般社団法人情報科学技術協会（INFOSTA）は、会誌『情報の科学と技術』について、掲載記事のオープンアクセス（OA）ポリシーを策定したことを発表しました。
INFOSTAはOAポリシーの策定によって、同誌へ記事を執筆した著者が機関リポジトリ等でグリーンOAにより記事の公開を実施する際の手続・時期等を明確化しました。OAポリシー策定に伴い、同誌への原稿の執筆・提出・掲載の詳細を定めた「『情報の科学と技術』原稿執筆の手引き」の「5. 著作権」のうち第3節の改訂が行われています。
2020年9月1日付で改訂された「『情報の科学と技術』原稿執筆の手引き」により、同誌へ記事を執筆した著者は、書誌事項とともに記事の出典が同誌であることを明記して、著作者個人のウェブサイト・所属機関のウェブサイト（機関リポジトリを含む）・研究資金助成機関のウェブサイト・非営利電子論文アーカイブ機関リポジトリに記事を掲載することができます。機関リポジトリ等への掲載可能時期は、記事の掲載号がJ-STAGE上で発行された後となりますが、非会員に6か月のエンバーゴが設定された記事の場合は、掲載号の発行から3か月後となります。なお、掲載する記事は、執筆者提出原稿の最終版・J-STAGEからダウンロードしたPDF版のいずれでも可とされていますが、どちらの版を掲載しているのかを付記する必要があります。
『情報の科学と技術』記事のオープンアクセス ポリシーを定め、「原稿執筆の手引き」を改訂しました。（INFOSTA，2020/9/9）
https://www.infosta.or.jp/posts/kaishi_tebiki20200901/
「情報の科学と技術」オープンアクセスポリシーの策定について [PDF：38KB]（INFOSTA，2020/9/1）
https://www.infosta.or.jp/wp/wp-content/uploads/2020/08/open_access_policy.pdf
『情報の科学と技術』原稿執筆の手引き [PDF：317KB]（INFOSTA）
https://www.infosta.or.jp/wp/wp-content/uploads/2020/08/contribution_rulev6.pdf
