【イベント】第12回日本ヘルスコミュニケーション学会学術集会「“新型コロナ時代”に考える:健康格差へのヘルスコミュニケーションの挑戦」(9/26-27・オンライン)

2020年9月26日・27日に、日本ヘルスコミュニケーション学会が、ウェブ会議サービスZoomを用いたオンライン開催により、「第12回日本ヘルスコミュニケーション学会学術集会「“新型コロナ時代”に考える:健康格差へのヘルスコミュニケーションの挑戦」」を開催します。

ヘルスコミュニケーション学は、医療・公衆衛生分野を対象としたコミュニケーション学です。第12回の学術集会は、新型コロナウイルス感染症の拡大が社会におけるコミュニケーションのあり方を大きく変化させるとともに、社会的格差が健康に与える影響を浮き彫りにしたことを踏まえて、基調講演・シンポジウムを通して、ヘルスコミュニケーションは健康格差を生むプロセスにどう関わっているのか、その解消と健康の公平にむけてどのような役割を果たすことができるのか、日本における現状と課題を考える機会として開催されます。

9月27日には、メディアドクター研究会が企画・共催する特別シンポジウムとして、「新型コロナウイルス感染症に関するリスクコミュニケーション」が開催されます。図書館員・医学研究者から、「新型コロナウイルス感染症に関する情報検索とデータベース使い分けのポイント」「新型コロナウイルス感染症の最新知見(疫学・診断・治療・感染対策)」「新型コロナウイルス感染症に関する倫理的法的社会的課題」に関する発表が行われ、最新の知見や情報発信、コミュニケーションの事例を参照しながら参加者、医療者・メディア・市民を交えた議論が行われます。

学会の非会員も参加可能ですが事前の参加申し込みが必要です。また、学会参加費が必要です。学会参加費は2020年9月19日までの申込の場合、一般の非会員は6,000円・学生の非会員は4,000円で、9月20日から当日までの申し込みの場合、それぞれ7,000円・5,000円となります。

第12回日本ヘルスコミュニケーション学会学術集会(日本ヘルスコミュニケーション学会)
http://healthcommunication.jp/jahc2020/index.html

特別シンポジウム:新型コロナウイルス感染症に関するリスクコミュニケーション(第12回日本ヘルスコミュニケーション学会学術集会)(メディアドクター研究会)
http://mediadoctor.jp/menu/forum.html

関連:
日本ヘルスコミュニケーション学会
http://healthcommunication.jp/

参考:
E2215 – 大図研京都セミナー「メディアドクター研究会 in京都」開催
カレントアウェアネス-E No.383 2020.01.16
https://current.ndl.go.jp/e2215

E1508 – 図書館員の役割はどう変化してきたか:健康科学分野を例に
カレントアウェアネス-E No.249 2013.11.21
https://current.ndl.go.jp/e1508

CA1587 – 動向レビュー:米国国立医学図書館と図書館情報学国家委員会による健康情報サービス支援事業 / 酒井由紀子
カレントアウェアネス No.287 2006.03.20
https://current.ndl.go.jp/ca1587