関西大学アジア・オープン・リサーチセンター(KU-ORCAS)、関西大学デジタルアーカイブで「近代漢語文献データベース」を公開

2020年9月4日、関西大学アジア・オープン・リサーチセンター(KU-ORCAS)は、関西大学デジタルアーカイブで「近代漢語文献データベース」を公開したことを発表しました。

近代漢語文献データベースは、KU-ORCAS現センター長の内田慶市教授を研究代表者として2006年度から2007年度に実施された科学研究費補助金(基盤研究(B))事業「19世紀『官話』の諸相—『周縁(ヨーロッパ・琉球・朝鮮・日本)』からのアプローチ」、および「関西大学アジア文化交流研究センター(CSAC)・言語文化班」の研究成果の一部としてかつて公開されていた「近代中国語コーパス」を新たに構築しなおしたものです。内田センター長の個人蔵書のうち、近代漢語関係資料約150点について、テキストデータと資料画像を対応させながら検索・閲覧することが可能となっています。

近代漢語文献データベースは、「ログイン」ボタンから新規登録を行うことで利用可能となります。

近代漢語文献データベースを公開しました(KU-ORCAS,2020/9/4)
https://www.iiif.ku-orcas.kansai-u.ac.jp/news/20200904

近代漢語文献データベース(KU-ORCAS)
https://www.iiif.ku-orcas.kansai-u.ac.jp/ctext/about

関連:
19世紀「官話」の諸相-「周縁(ヨーロッパ・朝鮮・琉球・日本)」からのアプローチ(KAKEN)
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-18320071/

近代中国語コーパスの利用方法(CSAC)
http://www.csac.kansai-u.ac.jp/?p=1479

参考:
NACSIS-CATに全国漢籍DBデータを追加
Posted 2007年3月20日
https://current.ndl.go.jp/node/5579

【イベント】2018年度東西学術研究所国際シンポジウム「中国文献デジタル化の展望」(2/26・吹田)
Posted 2019年1月21日
https://current.ndl.go.jp/node/37417

E2282 – コロナアーカイブ@関西大学の開設経緯,特徴とその意図
カレントアウェアネス-E No.395 2020.07.30
https://current.ndl.go.jp/e2282