国立国会図書館、「電子情報の長期保存対策に係る調査報告書(令和元年度)」を公開

国立国会図書館(NDL)は、NDLウェブサイト内の「電子情報の長期利用保証に関する調査研究」のページに、「電子情報の長期保存対策に係る調査報告書(令和元年度)」を掲載しました。

NDLが収集・保存している電子情報の長期保存対策の具体化の検討に資するため、最近の関連論文、海外機関(図書館、文書館、博物館等)の長期保存に関する取組、電子情報の長期保存に関連する国内製品について、実施した調査の成果をとりまとめたものです。

報告書の主な構成は以下のとおりです。

1. 電子情報の長期保存に関する調査概要及び基本情報
2. 海外機関の電子情報の長期保存に関する文献調査
3. 海外機関の電子情報長期保存の現状
4. 電子情報の長期保存関連製品に関する調査
参考文献・引用資料
付録

電子情報の長期利用保証に関する調査研究(NDL)
https://www.ndl.go.jp/jp/preservation/dlib/research.html
※「調査報告書(令和元年度)」の欄に、本報告書及びエグゼクティブ・サマリーを掲載しています。

電子情報の長期保存対策に係る調査報告書(令和元年度)(国立国会図書館デジタルコレクション)
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/11529765

参考:
E2058 – NDL,2017年度電子情報の長期保存対策調査の概要報告書を公開
カレントアウェアネス-E No.354 2018.09.13
https://current.ndl.go.jp/e2058

E2211 – 第16回電子情報保存に関する国際会議(iPRES2019)<報告>
カレントアウェアネス-E No.382 2019.12.19
https://current.ndl.go.jp/e2211

E2200 – 組織内でデジタル保存の重要性を説明するためのガイド
カレントアウェアネス-E No.380 2019.11.21
https://current.ndl.go.jp/e2200