グィネット郡、スペイン語小説の購入予算を復活
スペイン語の小説の購入を中止させる決定をした米国ジョージア州グィネット郡の図書館委員会が、その決定を撤回しました。
購入中止の決定が新聞で報道されると、カリフォルニア、さらにはニュージーランドからも、委員会宛てに手紙とメールが寄せられたとのことです。賛否は半々だったとのことですが、委員長は「他意はなかったが、そう受け取られてしまったようだ」として、撤回することにしたそうです。
また経理担当の委員は、「高価なCDブックばかり購入していて紙の資料が少ない。紙の資料を増やすことで、利用できる回数が増える。資料の内容でも言語でもなく、媒体種別が問題なのだ。」として、(購入中止の)決定よりも実態調査の方が先決だと撤回に賛成しました。今後、住民にもっと図書館を使ってもらうためのマーケティング調査を行いたいとしています。
Library to bring back Spanish fiction - Gwinett Daily Post
http://www.gwinnettdailypost.com/index.php?s=&url_channel_id=1&url_subchannel_id=&url_article_id=16588&change_well_id=2
- 参照(4161)
- 印刷用ページ
類似の記事
- ハリー・ポッター、撤去の危機を免れる
- 2.1 Serving Multicultural Populations by Increasing Our Cross-Cultural Awareness in Libraries: Japan and the USA serving Latin Americans, Brazilians, Latinos and Hispanics.
- Library Journal. 2006-08-15
- E513- “Library of the Year”受賞図書館に何が起こったか?(米国)
- Penguin Books社、自社刊行のすべての小説の第1章を無料ダウンロード可能に